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簡単には落ちない!?むし歯・歯周病の原因バイオフィルム

2025年8月4日 (月)

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こんにちは。院長の森川です。

連日厳しい暑さが続いていますが、この時期旬を迎えているのがアナゴ一般的に魚は一番脂が乗っている時期が旬とされますが、アナゴは淡白でさっぱりとした味が好まれるため、脂の乗らない夏がおいしいといわれています。

 

 

 

そんなアナゴですが、表面はヌメヌメとしており、ヌメりがあることが新鮮な証拠であるそうです。

 

また「ヌメり」と言っても、ちょっと不快なヌメりもあります。例えば、お風呂の排水口台所の水回りにできるヌメヌメ。これは「バイオフィルム」と呼ばれるものですが、実はお口の中にもできてしまうのです。

 

 

 

 

 簡単に落ちない!バイオフィルムの強力バリア

バイオフィルムとは、細菌が集まってつくる強力な膜のこと。冒頭でも申し上げたとおり、身近なところでは、排水口にできる「ヌメり」も、バイオフィルムの一種です。

 

 

 

また、バイオフィルムはお口の中にもできてしまいます。このバイオフィルムには、むし歯や歯周病の原因となる細菌が集まっています。毎日歯を磨いているのに、むし歯や歯周病になってしまうのは、もしかするとバイオフィルムが原因かもしれません。

バイオフィルムの厄介なところは、表面にくっつく性質が非常に強く、簡単には剥がれない点です。しかもこの膜は、だ液や薬剤も入り込めないほど強力なバリアを持っており、細菌を守っているのです。

 

 

 

 

 「ちゃんと磨いているのに…」に潜む落とし穴

排水口のヌメりが簡単には落ちないように、歯の表面も歯ブラシの毛先が正しく当たらなければ、バイオフィルムを落とすことはできません。

 

 

 

自己流の磨き方ではどうしても磨きグセがでてしまい、同じ場所に汚れが残ってしまいます。さらに、バイオフィルムは一度落としても、18時間程度で再び形成されるため、1日1回は時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。

 

 

 

 

 自己流卒業!正しい歯みがきはプロに学ぶ

今の磨き方で本当に汚れが落ちているかは、なかなか自分では判断できません。そんなときは、歯ブラシの当て方や動かし方などちょっとした工夫をプロから学ぶと、毎日のケアの質がぐんとアップします。

 

 

 

一方で、一度成熟した頑固なバイオフィルムは、歯ブラシのみで完全に取り除くことは困難です。さらに、どんなに丁寧に歯みがきをしていても、時間が経つとバイオフィルムは必ず形成されてしまいます。

だからこそ、定期的な歯科医院でのクリーニングで、きちんとリセットすることがお口の健康を守るカギになります。自分で落としきれないバイオフィルムは、プロの力を借りて確実に落としていきましょう。

 

 

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